2009年6月17日 18:53
本当に「企業理念」で意思統一できてる?
先週、ある上場企業様に企業理念のご提案をした。 もともとはウェブやEC制作の話からだったが… 私のウェブの提案やマーケティングプランはブランディングから入る。 ブランドとは継続的な利潤をもたらす資産である。 簡単にいうと高利益を作り続けるのに必要なもの。 これがないと値段の競争に巻き込まれる。 利益があがらない。 人件費カット。 と言った具合になる。 1.ブランドの資産の要素 ①品質 ②革新的 ③顧客重視 ④安全 ⑤歴史 等… 2.顧客が感じる・わかるキーワード ①おいしい ②他にない機能・素材 等… 3.手段 いろいろ ウェブ制作でもこの順でブランドの資産から考える。 何を重視して運営しているのか。 これはブランドによって皆違う。 1.と2.を結びつける そして2.に結び付けられる3.顧客に直接伝わる手段を考える。 最終的に3.手段を実行するといつでもブランドの資産を顧客に対して訴えている事につながる。 一貫性ができてくる。 一般的にはこの手段から考えてしまう。 でも色んな手段をやることでブランディングに一貫性ができなくなる。 そうすると何を売りにしているブランドなのかが伝わらなくなる。 人と一緒で、あるキャラクターのある人はいつも同じ動きをするし、同じ表現をする。 一貫性があるからそのキャラクターがはっきりとイメージできる。 ブランディングにもそれが必要だ。 最低必要限の費用で一貫性のある資産の要素を違った手段を使いつつもいつも表現する。 手段から考えるのではなくこのブランドの資産から考える、 そうすると何を手段としてしたらいいかがはっきりしてくる。 そこに費用を掛ける理由がはっきりしてくるから稟議が通り易くなる。 納得して実行できる。実行段階で何を気をつければいいかが共有できる。 だが、このブランドの資産の更に上に企業理念がある。 企業理念からブランディングの他に会社運営するにあたって行動指針がぶら下がってくる。 だからこの企業はウェブサイトの制作にあたって一番トップにあたる企業理念を しっかりと社内で統一し直す事から始めた。 企業理念は会社の位置づけや歴史の中で変化していくことも必要。 他企業を買収することで、違う理念をもって運営してきた企業を 仲間入りさせる時にも改めて明確にしなくてはいけない。 世代が変わっていくことで皆がわかる、 実行できる言葉に変えていかなくてはならない。 中小企業で社長の言葉がいつも一貫性をもって皆に伝わる環境ならいいけど。 規模が大きくなってくると必ずしも社内での意思統一がしにくくなる。 時には社長の統率力に欠ける会社であったり、個性強い社員が勝手な行動をする会社にも必要。 色んな企業で育った人達が入って来るから。その企業の色に染まるのに時間がかかるから。 だから伝わる企業理念が必要になってくる。 企業理念を打ち出していないところもあるけど、あっても本当に皆に伝わっているのか? 同じ方向に皆で向いて一丸となって仕事に打ちこめているのか?ブレはないのか? 違う方向に向かっている人がいると会社はその社員の人経費という経費を無駄に使っている事になる。 コストが余分にかかっているわけだ。 企業理念ってなんだかいいこと言っている様だけど上の空の社員も多いはず。 だから本当に心に響く企業理念でないとだめ。 感動して心を一つにして歩んで行けないと意味なし。 こんな事も考えながらウェブを作っている。
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