2010年3月12日 16:27
クラブ活動で惚れさせる
左から矢作さん、なぎささん、HIDE2
矢作さんとhide2(ヒデツー)と私はもう12年くらいの付き合い。
この日は麻布十番のクラブでご一緒させていただく、hide2が皿回す(DJの事です)という事で久しぶりに集合。
クラブDJ機材の代理店を始めた時にグルーブグルというメンバーが開催するイベントに毎週スポンサーをしていた。その代表がhide2で第一印象が良くしゃべるひと。とにかくしゃべりだおす、クラブの話を聞いていて何言っているかわからないけど、情熱だけで喋りまくってた。ついつい「じゃあ、一緒にやりましょう」って乗ってしまった。
結果的に非常に集客力のあるクラブイベントをやっていて、雑誌にも自分たちで記事を書いたり、レーベル立ち上げたりして評判は良かった。いいプロモーションになれた。
DJ機材は小売店では触らせてもらえない、なぜなら針をだめにするから、壊すから。
かといってクラブで初心者が触るわけにもいかない、だから持っている友達に触らせてもらうしかない。
そこでクラブイベントで誰でも触っていいDJ機材のコーナーを毎週設けた。ダンスフロアでなくてラウンジみたいな場所で人が喋ったり飲んだりするところで。
自分の番を控えているDJがウォーミングアップしたり、技を披露しあったり、初心者が楽しそうに触ったり、教えっ子したり。
大きなバナーをイベント会場に数ヶ所張って、イメージ訴求。フライヤーには必ずロゴを入れてもらう。MCにもブランド名を必ず出してもらう。その様子を雑誌にも載せてもらう。
次第にブランドイメージは上がり、ターンテーブルはテクニクスに続く市場で2番目の売上を誇る数字を作り上げるまでに成長した。
たぶん4・5年以上は続けた気がする。
夜の仕込みから朝5時の撤収まで毎週水曜日に徹夜が続いた。
朝はシャワーを浴びたら何気ない感じでそのまま会社へ。
眠りシステムが崩れてしまった。車を運転していて3秒で落ちる。
交通事故を5回ほど起こした。人身事故も2回。高速道路でも突っ込んだ。
いつもノンブレーキで突っ込んでしまう。相手を廃車にしても自分は無傷。
机に向かっていても大量のメールやファックスに目を通していると一瞬のうちに落ちる。
自分が死ぬか、人を殺してしまうか…
やばい。。。と思ったので眠い時は車を止めて仮眠を取るようにした。簡単なこと。
会社で「イベントの次の日は午後から出社して構わないよ」と言われていたが、普通の社員と特別扱いされるのは嫌だった。意地でも普通に遅刻することなく会社に行ってやると思っていた。
こんなんがグラスルーツイベントである。草の根運動。
一度イベントやったからっていくら売れるってわけでもない。ただ、ただ地道な作業。
続けないと意味がない、少しずつ、少しずつお客さんの脳裏に刻まれていく。
やるならユーザーに夢を与えたり、それをサポートしたりとユーザーがあこがれるブランドになれるようなサポートがロイヤリティを上げてくれる。
簡単に作れる売上は簡単に落ちる、だから地道で根気が必要な活動を続けて徐々に売り上げを上げていく、お金がなければ自分たちの労力と時間を代わりに費やす。お金があったからって人に任せればいいもんでもない、消費者に接するメーカーの姿勢はとても大事である。現場において肌で感じるマーケティング、直接思いや情報を伝える事ができ、マニアックなコネクションができて最先端の情報が入ってくる。
外部にやらせると苦労してないから気持ちの入れようが違う。真剣さが違う。得るものが違う。
大変でも自分たちでやる。
グラスルーツイベントはブランディングで一番地味かもしれないが、とても大切な方法である。形だけやって「はい、やってまーす」ってのはだめ。来ているユーザーにすごく魅力を感じてもらうまで、伝わるまでやることが大事。ここが肝心。





